【パソコン講座テキスト】 メールアドレスの設定
myMailを使うには、まず、メールアドレスの設定を行う必要があります。
今回はメールアドレスの設定を説明します。
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1 メールアドレスの設定
メールアドレスを登録するには、MyMailを起動し、
Altでメニューに行き「環境」の、
初めての場合は「メールアドレスの設定」で、
二つ目以降は「複数メールアドレス」の「新規作成」で行います。
操作は同じですのでメールアドレスの設定を説明します。
この説明では、test@yahoo.co.jpと言うメールアドレスを使ってみました。
@ 環境のメールアドレスの設定を開きます。
A以下の項目を入力します。
項目移動はTabキーで行ってください。
1 あなたの名前 test
ここは日本語でもローマ字でも良いです。
送信したメールの差出人の名前として相手に届きます。
2 メールアドレス test@yahoo.co.jp
これは自分のメールアドレスを入力します。
3 受信サーバー(Pop) pop.mail.yahoo.co.jp
これはプロバイダーで用意された、あなたあてに送られたメールをためておく所です。
4 送信サーバー(SMTP) smtp.mail.yahoo.co.jp
これはあなたが送ったメールをためておく所です。
5 メールID test
これはメールアドレスの@の前のアカウントか、メールアドレスかを入れますがプロバイダーにより異なります。
6 メールパスワード test123456
これはプロバイダーから与えられたパスワードまたは自分でメールアドレスを取得したときに決めたパスワードです。
次にtabを押し
高度な設定 でEnterします。
@ Smtp認証を使う場合
1 受信したメールをサーバーに残しておく チェック
これにチェックを入れておかないとメールを受信したとき受信サーバーのメールはその時点で削除されます。
複数台パソコンを利用する人や、パソコンのトラブルの時に以前のメールを見たいときここを何日か数を入れておくとその日数のメールを見ることができます。
2 残す日数 14
ここは自分の好みで日数を入れてください。
あまり大きい数字を入れるとメールが残っていてメール受信に時間がかかることが有ります。
3 SMTP認証を使う チェック
特殊なサーバー設定 でEnter
1 受信サーバーのポート番号 110
これは受信するためのパソコンの入り口の番号で一般的には110です。
2 送信サーバーのポート番号 587
ここは最初は25ですがSmtp認証を使う場合は587です。
3 SMTP認証方式 標準の方式
ASMTP認証とSSLを使う場合
1 受信したメールをサーバーに残しておく チェック
2 残す日数 14
3 SMTP認証を使う チェック
4 受信と送信でSSLを使う。
特殊なサーバー設定 でEnter
1 受信サーバーのポート番号 995
2 受信サーバー SSL接続の種類 自動判断
3 送信サーバーのポート番号 465
4 SMTP認証方式 標準の方式
後はOKを2回と送受信テストで設定を確認します。
「メールアドレスは正常に設定されました。」と聞こえたら成功です。
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2 メールアドレスの説明
あなたが持っているメールアドレスは世界で日土地しか有りません。
ですからあなたに贈られたメールは他の人には届かないことになっています。
ここで日本で一番大きいNTTコミュニケーションズが運営しているOCNで説明します。
例えば、taro-yamada@music.ocn.ne.jp
この@の前がアカウントと言い@の後ろをドメイン名と言います。
注意:メールアドレスには半角文字しか使えません。
もう少し細かく説明しますと、
1.taro-yamada はアカウント名(ユーザーID)です。
ここは自分で決めた名前です。
2. musicはメールサーバー名です。
プロバイダが管理しているメール用のコンピュータ(=メールサーバー)の名前です。
3. ocnはプロバイダ・会社・組織名です。
あなたが入会しているプロバイダ名です。
4neは.組織種別です。
ここは2文字で、ne、co、orなどが有ります。
5. jpは国・地域コードです。
日本の場合はjpです。
アメリカの場合はcomがおおいですが日本でもcomは使えます。
※これから下は少し難しいので参考に聴いてみてください。
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3 受信サーバーと送信サーバーの設定一覧
ここはプロバイダーやメールアドレスによって異なります。
以下にメールアドレスの@の後ろの代表的なものを以下に書いておきますのでメール設定の時、参考にしてください。
また@のyahooとAのgmailは無料メールですので、このメールアドレスを使っている人は必ずプロバイダーに加入しているはずですので、自分のプロバイダーを確認しておいてください。
@yahoo(無料メール) @yahoo.co.jpが付くもの
ヤフー株式会社が提供している無料メールです。
受信サーバー pop.mail.yahoo.co.jp
送信サーバー smtp.mail.yahoo.co.jp
メールID アカウント
SMTP認証のみ
A gmail(無料) @gmail.com
Gmailとは、Googleが無料で提供しているメールサービスです。
受信サーバー pop.gmail.com
送信サーバー smtp.gmail.com
メールID メールアドレス
SMTP認証とSSL
B OCN @xxx.ocn.ne.jp
プロバイダー:NTTコミュニケーションズ
受信サーバー xxx.ocn.ne.jp
送信サーバー smtp.vcxxx.ocn.ne.jp
メールID アカウント
SMTP認証のみ
C plala @xxx.plala.or.jp
プロバイダー:株式会社NTTぷらら
受信サーバー xxx.mail.plala.or.jp
送信サーバー xxx.mail.plala.or.jp
メールID メールアドレス
SMTP認証のみ
D ソネット @xxx.so-net.ne.jp
プロバイダー:So-net(ソネット) 、ソニーの子会社であるソネット株式会社(So-net Corporation)
受信サーバー pop.so-net.ne.jp
送信サーバー mail.so-net.ne.jp
メールID メールアドレス
SMTP認証のみ
E yahoo @ybb.ne.jp
プロバイダー:ソフトバンクBB株式会社
受信サーバー(Pop) ybbpop.mail.yahoo.co.jp
送信サーバー ybbsmtp.mail.yahoo.co.jp
メールID アカウント
SMTP認証とSSL
F biglobe @xxx.biglobe.ne.jp
プロバイダー:ビッグローブ株式会社(元NEC 現在は独立会社)
受信サーバー mail.biglobe.ne.jp
送信サーバー mail.biglobe.ne.jp
メールID メールアドレス
SMTP認証のみ
G nifty @nifty.com
プロバイダー:ニフティ株式会社(、富士通の連結子会社)
受信サーバー pop.nifty.com
送信サーバー smtp.nifty.com
メールID アカウント
SMTP認証のみ
H sannet @xxx.sannet.ne.jp
プロバイダー:現在はフュージョン・コミュニケーションズ(元は三洋電機株式会社)
受信サーバー pop.sannet.ne.jp
送信サーバー mx.sannet.ne.jp
メールID メールアドレス
SMTP認証とSSL
I j:com @jcom.home.ne.jp
プロバイダー: J:COM ケーブルテレビ会社
受信サーバー pop.jcom.home.ne.jp
送信サーバー smtp.jcom.home.ne.jp
メールID アカウント
SMTP認証のみ
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4 備考
備考1
高度な設定でSMTP認証を使うにチェックを入れるのは、
従来、メールを送信する場合は、なにもしなくてもそのままメールの送信ができましたが、
最近は、このような仕組みを悪用し迷惑メールが送られるようになってしまいました。
そこで、現在、ほとんどのプロバイダーが「SMTP認証」と呼ばれる仕組みを導入し、メールを送信する前に必ずメールソフトとメールサーバがユーザーアカウントとパスワードをやり取りして認証することで、SMTPサーバーの不正利用を防止する対策を採るようになりました。
と言う事で、高度な設定で SMTP認証を使うにチェックを入れます。
その時は特殊なサーバー設定 の
送信サーバーのポート番号を25から587に変更する必要があります。
パソコンをLANケーブルや無線ルーターで接続すると、「IPアドレス」という識別番号が各パソコンに割り当てられます。
このIPアドレスでLANケーブルや無線Lanでデータやファイルの送信が行われます。
その時、ポート番号により、同じIPアドレスのコンピューターで違ったサービスを同時に利用できるようになります。
例えば、受信サーバーのポート番号は110で送信サーバーのポート番号は25でしたが、
SMTP認証を使うには送信サーバーのポート番号を587に設定します。
備考2
高度な設定で、SSL接続 受信と送信で SSLを使う にするのは
最近、メールの送受信にSMTP認証だけでなくよりセキュリティを強化したSSLを使うプロバイダーが増えてきました。
SSLとはSecure Socket Layerの略で、
皆さんが利用しているSSLでないメールは、簡単に他の人にのぞかれてしまう可能性があります。
それは、はがきを手渡しで届けているように誰でも読めてしまうような形式です。
つまり、悪意のある人には情報を簡単に盗まれてしまう可能性があると言うことです。
しかし、伝える内容自体を暗号化(SSL)していれば、途中の配達をしてくれる人にも中身を読まれません。
これは封筒に手紙をいれてしまうような形式です。
【SSL】は情報を暗号化することで、データの盗聴や改ざん防止送受信する機能のことです。
【SSL】を利用する事でより安全にメールを送信・受信する事が可能となります。
上でも書いた様にSSLを使うには
特殊なサーバー設定 で、
受信サーバーのポート番号 995
受信サーバー SSL接続の種類 自動判断
送信サーバーのポート番号 465
送信サーバー SSL接続の種類 自動判断
にする必要が有ります